RLR-0027 ・ 更新 2026/10/18

Reflection Beam 501B公開!Ollamaで期間限定無料、RTX 4090で動く?

Reflectionの501BオープンウェイトAI「Beam」が10月16日に正式公開。Ollama Cloudの期間限定無料体験、Codex CLI連携、RTX 4090でのローカル実行可否を公式資料から解説します。

✓ 公開前チェック済み最終確認 2026/10/18

5010億パラメータのAIが、Ollamaで期間限定無料! ただし、RTX 4090にモデルを丸ごと入れられるわけではありません。

2026年10月16日、Reflectionは大規模AIモデル Beam の重みを正式公開しました。同日、Ollamaもクラウド経由での期間限定無料提供を発表。個人ユーザーが試しやすくなりました。

何が変わった?

Reflectionの発表によると、Beamはソフトウェア開発や複数工程のAIエージェント向けのオープンウェイトモデルです。

項目内容
総パラメータ501B(約5010億)
計算で有効なパラメータ23B(約230億)
方式MoE(必要な専門家を選んで計算)
コンテキスト長公称100万トークン
入出力テキストのみ
公開形式BF16 / FP8 / NVFP4
重みのライセンスApache 2.0

10月5日の発表から進み、10月16日に重みが公開された点が新しいニュースです。公式モデルカードでは、主に英語で開発されたと説明されています。日本語品質は別途確認が必要です。

23B activeならRTX 4090でも動く?

いいえ。23Bは計算時に使う規模で、保存する重み全体の大きさではありません。 MoEでは計算に使わない専門家の重みも保持する必要があります。

Hugging Face公式技術解説によれば、BF16の重みは約1TB、Blackwell向けNVFP4でも約280GB。これは重みだけの容量で、実行時の作業メモリは別途必要です。

GPUVRAMBeam全体を1枚に収める
RTX 409024GB不可
RTX 509032GB不可
複数の大容量GPU構成次第公式の運用例あり

CPUメモリへの退避や将来の量子化まで不可能と断定するものではありません。ただし、一般的な個人GPU 1枚で快適に完全ローカル実行するモデルではないのが現状です。

Ollamaで試すには?

Ollama公式発表は、Beamを期間限定で無料提供すると明記しています。利用先は Ollama Cloud です。

Cloudガイドに従って最新版とサインインを準備し、次を実行します。

ollama run beam:cloud

末尾の :cloud が重要。手元のOllamaから操作しても、推論はクラウド側で行われます。無料期間の終了日や無制限利用は確認できません。 最新の利用枠・料金を公式画面で確認してください。

Codex CLIとも連携

Ollamaは次のコマンドも公式に案内しています。

ollama launch codex --model beam:cloud

Codex CLIの操作経路でBeamを選ぶ入口ですが、すべての機能で完全互換になる保証はありません。まずはコードの説明やテスト案など、小さな作業から比較するのが安全です。

性能とプライバシーの注意

Reflectionのモデルカードには、BF16版のSWE-bench Verified 81.6%、Terminal Bench v2.1 **80.1%**などの評価値があります。これは開発元の指定条件での結果であり、Rossy Laboratoryの実測ではありません。

公称100万トークンも、全文を必ず正確に理解する保証ではなく、クラウド側の制限にも左右されます。

また、OllamaはBeam用エンドポイントで Zero Data Retention(ZDR) を適用すると説明していますが、クラウドへ入力を送信しないという意味ではありません。機密コードや個人情報を扱う場合は利用条件を確認してください。

どんな人に向いている?

最新の巨大モデルを試したい人、Codex CLIで別モデルを比較したい人には候補になります。一方、RTX 4090で完全ローカル実行したい人、オフラインで機密データを扱いたい人には今回のCloud経路は向きません。

結論は、**「501Bを自宅のGPUで動かせる」ではなく「501Bをクラウドで手軽に評価できる」**という変化です。まずは同じ課題を普段のモデルと比較し、品質・速度・利用枠を確認しましょう。

この記事は2026年10月18日時点の公式情報に基づきます。無料提供条件は変更される可能性があります。

公式参照元

SOURCES

確認した情報源