RLR-0029 ・ 更新 2026/10/19

ChatGPT Voiceに日本語の新しい声!GPT-Live-1.1の変更点と設定方法

2026年10月15日発表のGPT-Live-1.1を初心者向けに解説。日本語の新音声「ひまり」「りんどう」、声の変更手順、無料・有料プランの違い、LiveとAdvancedの制限を公式情報で整理します。

✓ 公開前チェック済み最終確認 2026/10/19

ChatGPTに話しかけたときの「声」が、日本語でも選びやすくなりました。 2026年10月15日、OpenAIは音声会話向けの新モデル「GPT-Live-1.1」と、新しい声の提供を発表しました。

今回のニュースで初心者が覚えるポイントは3つです。

  • 日本語向けの新しい声が追加されました。公式ヘルプに掲載されている名称は「Himari(ひまり)」と「Rindō(りんどう)」です。
  • 音声会話を担当するモデルがGPT-Live-1.1に更新され、より自然なアクセントや、検索中の短い応答表現の改善が案内されています。
  • ただし、使える声や時間はプラン・地域・アカウントによって違い、LiveとAdvancedでは使える機能も異なります。

この記事では「何が変わったの?」「日本語の声はどこで選ぶ?」「無料でも使える?」「画面共有は?」を、OpenAIの発表とChatGPT Voice公式ヘルプをもとに整理します。情報確認日は2026年10月19日です。新音声の実機比較は行っていません。

まず「GPT-Live-1.1」とは? ChatGPTの文字回答とは別の音声モデル

普段ChatGPTに文章を入力するときと、マイクで話しかけて返事を聞くときでは、体験を支えるモデルの役割が異なります。

GPT-Liveは、相手の声を聞きながら返事をする音声会話のためのモデルです。2026年7月に発表された従来のGPT-Live-1は、相手が話し終わるのを一律に待つのではなく、会話の途中で相づちを打ったり、割り込みに対応したりする設計が特徴でした。

今回の「1.1」は、その音声体験を更新するものです。OpenAIが10月15日に明示した改善は、主に複数言語のアクセントの自然さと、検索中などに使う短いフレーズのバリエーションです。

ここで注意したいのは、GPT-Live-1.1は「ChatGPTの文字入力用GPT-6が置き換わる」という発表ではないこと。また、GPT-Live-1.1という名前だけで「必ず聞き取り精度が何%上がる」「遅延が何秒減る」といった数値は公式発表から確認できません。実測していない数字を性能比較として受け取らないようにしましょう。

日本語の新しい声は「ひまり」と「りんどう」

公式ヘルプの声一覧には、Liveで追加された日本語向けの声として次の2つが掲載されています。

声の名前公式の表記覚えておくこと
ひまりHimari(ひまり)日本語向けの新しいLive音声
りんどうRindō(りんどう)日本語向けの新しいLive音声

どちらが「女性の声」「低い声」といった印象になるかは、公式の一覧だけで決めつけられません。実際にプレビューで聞き比べて選ぶのが確実です。

英語向けには「Bubbie」、ほかにもフランス語、ドイツ語、ヒンディー語、韓国語、メキシコのスペイン語向けの声が案内されています。

なお、OpenAIのAPI向けリリースノートにも日本語の声が登場しますが、APIの音声名とChatGPTアプリで表示される声の名前を混同しないでください。この記事で紹介する「ひまり」「りんどう」は、ChatGPT Voiceの公式ヘルプに掲載された名称です。

3分で確認:ChatGPTの声を変更する手順

新しい声を試すときは、いきなりアプリを入れ直す必要はありません。まず現在の設定を確認しましょう。

  1. ChatGPTを開き、**「設定」→「音声(Voice)」**へ進みます。
  2. 音声の種類を選ぶ項目から**「声(Voice)」**を開きます。
  3. 「Himari(ひまり)」「Rindō(りんどう)」が表示されていれば、プレビューを聞いて選びます。
  4. チャットの入力欄にある音声アイコンから会話を始めます。
  5. 日本語で話しかけ、必要なら「日本語で、少しゆっくり話して」と伝えます。

スマートフォンでは初回にマイクへのアクセス許可を求められることがあります。Web版もマイクの許可が必要です。

声を会話の途中で変更すると、同じチャット内で新しい音声通話が始まると公式ヘルプは説明しています。会話が一度区切られても、チャット全体が削除されるわけではありません。

「ひまり」や「りんどう」が見つからない場合も、故障と決めつける必要はありません。公式発表は段階的な提供であり、声の表示は地域・アカウントなどによって変わると明記しています。まずアプリの更新、音声モード、利用中のアカウントを確認し、提供を待ちましょう。

日本語を話してくれない場合

声の名前と、ChatGPTが話す言語の設定は別です。「設定 → 音声 → 言語(Language)」で普段使う言語を指定する方法が公式に案内されています。会話中に「日本語で答えて」と頼むこともできます。

アクセントの改善は発表されていますが、固有名詞、英語混じりの文章、騒音のある場所などで、必ず理想どおりの発音になるとは限りません。

無料プランでも使える? GPT-Live-1.1とQuipの違い

2026年10月19日時点の公式利用条件では、Liveのモデルと利用時間はプランで分かれています。

プラン音声モデルの案内Voice in Chatの利用枠
FreeGPT-Live-1.1 Quip制限付き。上限は変更される場合あり
GoGPT-Live-1.1 Quip3時間
PlusGPT-Live-1.13時間
ProGPT-Live-1.1契約区分により15時間または無制限(条件あり)

この表の時間は、公式ヘルプで案内される**直近24時間の移動枠(rolling 24-hour period)**の考え方です。単純に毎日午前0時に一斉リセットされるとは限りません。Businessなどの組織向けプランには別の枠や課金条件があります。

QuipはGPT-Live-1.1の小型版として案内されています。「無料版では日本語が話せない」という意味ではありません。反対に、Plusだから新しい声が必ず即日表示される、とも限りません。

Live・Advanced・Standardは何が違う?

「音声モードにしたのに画面共有が見つからない」という疑問には、モードの違いが関係します。

モード主な使い方重要な制限・特徴
Live自然な会話、途中で割り込み、検索やテキスト・画像を交えたやり取り現時点ではライブ動画・画面共有に非対応
Advanced従来のリアルタイム音声体験対象者はモバイルで動画・画面共有を使える
Standard発話を文字起こししてから回答する会話Liveの同時に聞いて話す方式とは異なる

つまり、日本語の新音声を試す話と、カメラや画面を見せる話は別です。画面共有が必要なら、対応するモバイルアプリ・プランでAdvancedが利用できるか確認してください。

Liveは対応する環境で検索やメモリ、テキスト・画像との併用ができます。ただし、すべての機能がすべてのプランで使えるわけではありません。プラグインや接続アプリも、アカウント側の利用資格と許可が前提です。

実際に何に役立つ? 日本語の音声会話を試す3つの場面

1. 英会話の練習だけでなく、日本語の説明役にも

「難しいニュースを中学生にも分かる日本語で、1分ずつ説明して」と頼めば、画面を見続けずに内容を聞けます。分からないところは途中で「そこをもう一度」と割り込んで確認できます。

2. 料理や片付け中の手を使わない相談

作業しながら「次にやることを一つずつ教えて」と頼む使い方です。騒音や別の人の声で誤認識することがあるため、重要な数字や手順は画面の文字でも確認しましょう。

3. 自分に合う話し方を指定する

「少しゆっくり」「短い文で」「専門用語は言い換えて」など、会話中に話し方をお願いできます。ただし、音声の再生速度を数値で厳密に固定する機能とは異なります。声そのものの選択と、その場の話し方の指示を使い分けましょう。

音声の保存とプライバシー:ここは確認しておこう

声を試す前に、データの扱いも知っておきたいところです。

OpenAIのVoiceヘルプでは、LiveとAdvancedの音声クリップはチャット履歴に関連付けて保存され、30日間保持されると説明されています。チャット削除時には原則30日以内に関連クリップも削除されますが、安全・法令上の例外があります。

音声クリップ自体は、利用者が明示的に共有を選ばない限り学習に使われないという説明です。ただし、文字起こしやその他の会話データの扱いは、プランとデータコントロールの設定によって異なります。音声クリップと文字起こしを同じものとして扱わないことが大切です。

人の名前、住所、仕事の機密情報などを口頭で伝える前に、設定と周囲の環境を確認してください。

まとめ:日本語の声を選べるか、まず設定で確認

2026年10月15日の更新は、ChatGPTの音声会話をより自然な多言語体験へ近づけるものです。日本語向けの「ひまり」「りんどう」が追加され、音声モデルもGPT-Live-1.1系へ移行しています。

初心者が今日できることは、「設定 → 音声 → 声」を開いて、使える声を確認すること。次に、自分のプランの利用時間と、Liveでは画面共有ができない点を押さえれば、無理なく試せます。

Rossy Laboratoryでは新音声の聴き比べや遅延測定を実施していません。この記事はOpenAIの2026年10月19日時点の一次情報に基づく整理です。表示や利用条件は今後変わる可能性があります。

公式資料

SOURCES

確認した情報源

  • OpenAI公式リリースノート:GPT-Live-1.1と新しい音声(2026年10月15日)一次情報 ・ 確認 2026/10/19情報源を開く ↗
  • OpenAIヘルプ:ChatGPT Voice一次情報 ・ 確認 2026/10/19情報源を開く ↗
  • OpenAI公式:Introducing GPT-Live(2026年7月8日)一次情報 ・ 確認 2026/10/19情報源を開く ↗